「もしも世界が一続きの道で、どこへでも自由にドライブできたなら」
愛車のeKクロスに乗って南仏へ、プロヴァンスの街に行きたい。
アヴィニョンのサン・ベネゼ橋からローヌ川を望み、ニースで宵闇のコート・ダジュール海岸線を走り、シャガールが描いた幻想世界に飛び込んでみたい。
ふと立ち寄ったマルセイユの街角。
リオン湾近くのカフェで、ランボォの詩集『地獄の季節』を読みながらショコラを飲む。
目の前には花市があり、街の人たちが好きな花を買ったり、目移りしてずっと迷っていたりしている。
気がついたらたくさんの花を、勧められるまま積み込んだ。
迷うくらいなら、全て手に入れたい―――そういう強気になれたのは、頼もしい相棒『eKクロス』に出会えたから。
場所を選ばずどこへでも行ける開放感は、わたしを強く自由にさせてくれる。
『違いない、俺の夢みたものはエデンの園だ。』
by アルチュール・ランボォ
そしてわたしは、次の目的地に向かってハンドルを切る。