いつもご来店ありがとうございます。
秋といえば、山にきのこや栗を求めて人々が訪れることもあるシーズンです。
わたくしも先日山に行って、偶然たくさんキクラゲを発見してテンション上がりました(キノコ狩り以外の目的での入山だったため、採取は行わず観察に留めました)。
後志の山にはいわゆる自然の恵みがいっぱいです。
しかし、自然の脅威も隣り合わせなのが北海道のすごいポイントですので、常に警戒心を持って活動しましょう。
ここは島牧村泊地区。秋の野辺を流れる泊川の様子です。
島牧村といえば、昨年は村の中の至るところでヒグマが目撃され、村の人たちが戦慄の日々を過ごしていたことも記憶に新しいですよね。
この泊地区には、島牧村の大自然・野生を感じられる激熱癒しスポットがあるんです。
その名も「宮内温泉(ぐうないおんせん)旅館」といい、懐かしい昭和の佇まいや静かな環境、素晴らしい泉質とおもてなしで心と体を癒し、自然を生かした立地と環境で人間の野生を思い出させてくれる場所です。
その昔、円山動物園にいたゾウの花子が立ち上がれない病気になり安楽死待ったなしの状況となった時、この温泉でゆっくりと湯治して健康な体を取り戻したというエピソードがあります。
ゾウの体調不良をも治す温泉ですから、人間にももちろん最高の泉質です。
皆様におすすめです!!……といいたいところですが、宮内温泉の魅力のひとつでもあるレトロさや野生感は、現代の潔癖気味な価値観からは少し違っているかもしれません。
昆虫が平気な方や野湯に慣れている方、大自然を体中五感で感じたい方には大変おすすめですので、一度冒険気分で足を運んでみてはいかがでしょうか。