いつもご来店ありがとうございます、ギークの菊池です🍍
先日、土曜日はものすごい荒天でしたね…勝手に手動ドアが開く、見る人が見たら霊障としか言いようがない現象に見舞われましたので、ドアを封印するなどしました。
2月からは落ち着いた天気の日が多いといいなぁと思います。
北海道三菱的に、第一週と第三週は火・水連休ということなので、店舗の情報とはあまり関係のない情報に関しては「休日連載企画」という形で発表していきます!
二か月ごとに企画を切り替え、一企画につき全四回構成でお送り致します。
二月と三月は「シリーズ・車のここを見て!!」
「何気ない部分だけど、制作者の愛が垣間見える」車の細かな部分をピックアップして鑑賞していく企画です。
第一回はステアリング編です。
運転される方ならだれでも握る「ステアリング」、実は車種によって趣の違いがはっきりと出るものなのです。
まずはご覧頂きたいのが、小樽店中古展示車よりトッポです。
ウインカーレバー、ワイパーレバー、クラクションボタンのみ!非常にシンプルなステアリングですね!
トッポが生産されていた2008年から2013年ごろは、技術的なこともあり車の機能自体が非常にシンプルでしたので「便利スイッチのつけようがない」状態。
続いて、エクリプスクロスPHEVです。三菱で今進んでいる車です。
左手側にナビオーディオ操作スイッチ、右手側にクルーズコントロール機能の制御スイッチ、そして奥側にはパドルシフトレバーがついています。
ステアリングスイッチが充実し始めたのはここ7~8年のことでしょうか。
慣れてくると、運転中に車窓から目を離すことなく操作できるようになります。とても便利!
ステアリングの材質も、長時間体重が乗る部分は柔らかく、あまり触らないであろう下部はつやのある材質を使うなどのデザイン性向上が見られます。
三番手はデリカD:2です。こちらは今三菱で一番新しい車です。
デザインは違いますが、左右のスイッチの役割はエクリプスクロスPHEVと同じです。
違いがあるとすれば、左下にナビ連携のハンズフリー通話機能を操作するスイッチが追加されています。
今やスマホ時代ですので、BluetoothやUSBを介してナビとリンクさせて便利に使いこなしていこうというのが世の流れです。
四番目はデリカD:5、三菱で一番人気のある車です。
ハンズフリー機能に加えて、さらに新たなスイッチが増えていますね!
インフォメーションディスプレイという車の設定や状態を表示する画面の操作ができるスイッチやマルチアラウンドビューカメラの設定スイッチなどが追加されているんです。
「こんなに機能が必要か?」と思っている方も多いと思います。ワタクシもディーラー勤務するまではそう思っていましたが、実際に乗って使ってみると「なぜオレの車にはあの機能はついてないんだ…!!!」という気持ちになります。
最後にご紹介するのは、eKクロススペースです。これは三菱で一番注目の機能がある車です。
緑色のスイッチが見えますか?これこそがあの先進機能・マイパイロット起動スイッチ!
車とはこれほど進歩したのか…!「かがくのちからってすげー!」と思うこと間違いなしの機能です。
軽自動車同士、最初のトッポと比較してみました。
スイッチのあるなしだけでなく、材質や形状が「運転手が握りやすい」を意識したものに変わっているのが見てわかりますね。
トッポの引退が2013年でeKクロススペースの登場が2019年、6年ですよ…6年の月日が軽自動車をこんなに変えました。
この進化を見るに、軽自動車需要の性質が「日常の便利グッズ」から「なくてはならない相棒」へと大きく変貌を遂げていると言えます。
このように、ステアリングを比較するだけで自動車の進歩やニーズの変化が見えてきましたね~。
次回はもう少しマニアックな部分をクローズアップ致します。
(第二回掲載予定・2月16日)