いつもご来店ありがとうございます!
10月ときたら、急に何の断りもなく冷え込んで突然秋の雰囲気を出し始めていますけど、何なんですかね?感じ悪い季節ですよ全く(言いがかり)
そんな風に秋が冷たいからでしょうかね?小樽店は今日、大盛況の真逆を行くゆとりの一日って感じです。
こういう時は「やろうと思っていたけどなかなかできなかったこと」をして時間を使い、より良い記事作りをしていきたいところですね!
例えば
一度撮りたいと思っていた「車の荷室に突き刺さった状態の人」の写真を撮ってみたりしてね……
……これ以降は役に立つ記事をご紹介していきます!
お子様のいらっしゃる方や、これからご出産を控えている方。介護が必要なお年寄りのお世話をされている方。
そういった状況で「車を探していて~」と営業スタッフに相談すると「スライドドアの車がいいですよ!」なんて言われがちです。
しかし、私(34)の子ども時代、セダンタイプが車の主流でしたので、市井の家族たちは皆ヒンジドアの車に乗ったもの。
時は流れて令和3年、何を以て子育て・介護にはスライドドア推しなのか?今回は実車を交えて比較・検証してみましょう。
子ども連れのご夫婦や送り迎えユースに勧められがちなeKクロススペースを代表とする「スライドドアタイプ」です。
がばっと大きく開くドアが特徴です。
独身の男女に人気で、親子連れのお客様でも「〇〇ちゃんが大きくなったらママはこの車に乗りたいな~」なんて話に上がりやすいエクリプスクロスも含まれる「ヒンジドアタイプ」です。
いわゆる普通のぱかっと開けるドアです。
二つの車両タイプ、走行性能やトルク、燃費などの「マシン的な良さの違い」を排して比較すると、1つの大きな違いがあります。
それは「後席部の使い勝手」です。
ケース1・後ろの席に子どもやお年寄りを乗せ、介助する
スライドドアタイプだと、ドア接合部(人間でいうところの関節)が後方についているので、座席に対して作業する場合は背中側にドアが来ません。
肩回りが自由で体勢を動かしやすいので、チャイルドシートに乗せてあげる・シートベルトを着けてあげるといった動作が非常にしやすいのです。
上半身をぐぐっと突っ込んだ状態にしても身動きがとりやすいです。
ヒンジドアタイプの場合は、大きな車であれば空間も広く、お子様やお年寄りも快適に乗ることができます。
しかし、介助者の肉体的な負担はどうでしょう。構造上、背中側にドアがあるので、体を座席側に向けて動作するとドアにぶつかったり、窮屈さを感じる場面も多いでしょう。
上半身を突っ込んだのち、さっと立ち上がるには結構な背筋力やバランス感覚を要します。
ケース2・大混雑駐車場に停めたとき
休日のテーマパークや遊園地といえば、激混みの駐車場にどうにかねじ込むように車を停める…なんてこともあります。
ヒンジドアだと、乗り降りのために若干広めのスペースを必要とします。
混んでいるときには体を細くして小さく開いた隙間からソ~っと降りる……なんてことを意識するのは、もしかしたらドライバーのあなただけかもしれません。
楽しみにしていた遊園地を前に、弾けるようにお子さんがドアを開けてしまい、隣の車にダイレクトアタック!高級車粉砕!ということも起こらないとは言い切れません。
より細心の注意を払い、ドアを開けてあげる、一声かけるなどの気遣いが必要になります。
スライドドアタイプだと、そういった場面で便利構造の真の力を発揮します。
ご覧の通りの省スペース開閉、これなら隣の車に豪快にぶつかる心配も大幅減です。
また風の強い日だと、ヒンジドアの場合は風を受けてすごい力で予期せぬドアパンチをお見舞いしてしまうこともあります(私の戦績:1敗)が、スライドドアの場合なら開閉時に風の影響で暴走するということはまずありません。
元気いっぱいのお子さんがばっつりドアを開けても安心です。
2つのケースを比較してわかることは「後列に同乗者を乗せる機会がある人、スライドドアつきだったら結構気が楽」ということでした。
というわけで、「なぜ”子育てにはスライドドア”なのか」という話題でした。
子育てや介護はただでさえ細かいことに目を配り続けなければならず、気持ち的な面でも疲労してしまう非常に大変なことです。
車の運転の時、車を起因としたストレスが少なければちょっとだけ疲れが減りますよね。
もちろん、便利であること=ストレスがないこと、というわけではありません。
例えば「スライドドアの車はポリシーに合わない!」なんて思っているのなら、ランエボで介護したっていい。「子供にこそカッコイイ車を知ってほしい!」のなら、アウトランダーで子育てしたっていいんです。
魅力ある車を、必要としている人に、最高の形でお乗り頂くっていうのが我々小樽店人間の使命です!
一緒に楽しいカーライフを探していきましょう。
2023/1/29追記:公開以来継続してたくさんのアクセスありがとうございます。本文を読みやすくするべく、一部内容を修正致しました。