今年50周年を迎えたロングセラー「デリカ」シリーズ。なかでも根強いファンが多いのが「デリカD:5」。愛される理由は何なのでしょう?
11月21日からスタートした予約受付にあわせ、当社のデリカファン3人にデリカ愛をたっぷり語ってもらいました!
公開日 2018.11.28
— 自家用車にデリカD:5を選んだ理由を教えてください。
6年生と4年生の子どもがいるんですが、最初にデリカD:5を買ったのは下の子が生まれたころです。家族も増えて、実家に帰省するときも荷物が多くなるし、私が会社の軟式野球チームに入っているので、野球の道具を運ぶのにもいい。将来、子どもが少年野球に入っても、大きい車の方が便利かなという気持ちも少しありましたね。いまは2代目のデリカです。
— 普段はどのように使っていますか?
子どもが二人とも少年野球チームに入っていて、私もコーチをしているので、チームのメンバーを分乗せたり、ボール入れのカゴ、ヘルメット、バットなどの道具を積むことが多いですね。
試合は週末に行われることが多いので、なかなか見に行けませんが、グラウンド納めの日だけはお休みをもらって参加しました。紅白戦や親子野球をやって、お昼はみんなでカレーを食べ、最後にグラウンドに塩をまいて、子どもたちがマウンドに集まり、監督の掛け声でみんな一斉に帽子を投げて…。1年生から野球を始めた息子が今年キャプテンをやらせてもらっていたこともあり、6年間の締めくくりと思うと感無量でしたね。
ラゲッジルームには野球道具を満載!
6年間の締めくくりとなった感無量の瞬間
— 野球以外ではどのように使っていますか?
今年8月、子ども2人を乗せて日帰りで美瑛の「青い池」までドライブしました。その上流の「白ひげの滝」にも寄りました。もっとあちこち出かけたいのですが、子どもたちとなかなか休みが合わないんですよね。この日はたまたま子どもたちがいたので、急きょ「行くか」と。行きは高速で旭川まで行き、帰りは下道で富良野経由。乗り心地がいいから帰路の子どもたちはぐっすり熟睡です。
美瑛町の青い池
青い池の原流、白ひげの滝
— デリカD:5のどこが好きですか?
人を何人も乗せられる、道具もいっぱい運べる。野球に限らず団体スポーツには絶対に必要な車だと思います。それに、悪路や雪道にも強いのがデリカのいいところ。このクラスの車で車高が高いタイプは、他メーカーにはないんですよね。週末は私が仕事なので、試合の日は妻が子どもたちを送迎することが多いですが、妻も運転しやすいと言いますよ。こういう背の高い車は視線の位置が高くなるので、周囲を見下ろす感じになる。大きいですがバックカメラを付けているので駐車も苦になりませんし、女性でも運転しやすいと思います。
平日に仕事で使うだけなら、別にデリカじゃなくてもいいんですけど、いざというときにはやっぱり頼りになりますよ。引っ越しの手伝いなんかでも重宝されますし、9月の地震と停電のときも、子どもたちが怖がるので、2〜3列目のシートをフラットにして車の中で寝かせました。落ちたり倒れたりするものもないし、テレビも見られて安心したみたいです。
— 新型デリカD:5には何を期待しますか?
実は一足早く千歳で試乗してきました。衝突防止などの安全装置がデリカD:5にもついて、機能性は間違いなく向上しています。もう一つ、大きく変わったのが静粛性。ディーゼルには特有の音がありますが、とても静かになっています。
デリカユーザーのお客さまには私のように2台続けて乗り継いでいるファンも多いので、反応が楽しみですね。お客さまから聞くところによると、デリカユーザーだけのキャンプなどファンの集まりもあるのだそう。
現行デリカは発売からもう11年なので、新型を楽しみにされている方は多いはず。早くご紹介したいので、いま新しいスペックを必死に覚えているところです(笑)。
新型デリカD:5は、新開発の8速A/Tを搭載。わずか2000回転で発揮されるエンジンの最大トルク(380N・m)を効率良く生かすことで、よりレスポンスが優れた走りを実現。発進はもちろん、登坂や追い越しまで、力強い加速力を発揮し、気持ちの良い走りを楽しむことができます。
また、新たに設定したMレンジでスポーツモードが選択され、パドルシフトによって指先ですばやくシフトチェンジが行えます。停車後もスポーツモードの設定がキープでき使いやすさも向上しました。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM = Forward Collision Mitigation system)は、レーザーレーダーとカメラ、電波式レーダーを用いて幅広い速度域に対応。前方車両や歩行者と衝突する危険性があると判断した時に自動ブレーキを作動させます。
- 衝突の危険を検知した場合は、表示と警報音でブレーキペダル操作を促します。
- 衝突の危険性が高いと判断した場合は、やや強めのブレーキを作動させます。
- 衝突が避けられないと判断した場合は、緊急自動ブレーキを作動させ、衝突被害を軽減、回避します。
車線逸脱警報システム(LDW = Lane Departure Warning)は、フロントガラス上方に装着したカメラにより、前方の車線位置を監視。車線を外れそうになると警報でドライバーに注意を促します。
レーダークルーズコントロールシステム(ACC = Adaptive Cruise Control)は、電波式レーダーで認識した先行車の加速・減速・停止に自動追従。4段階から任意に設定した車間距離を保ちながら、任意に設定した速度を上限に走行します。先行車が停止した時は自車も停止して停止状態を保持、先行車が発進した時はドライバーによるアクセル操作またはスイッチ操作により発進し、追従走行を再開します。